2 回目です。
前回は次のような 2 列の表の合計を計算しました。
SUMPRODUCT の引数に範囲を 2 つ指定していますが 実は範囲は 30 個まで指定することができます。
ですので、例えば次のような 3 列の表も。
列同士が掛け算なら SUMPRODUCT で計算することができます。
ただ、よく見ると上の表の「消費税」は 5% や 0% なので そのまま「単価」「数量」と掛けると 次のように、おかしなことになってしまいます。
これは当然次のような計算になっているためです。
(50 * 2 * 0.05) + (80 * 1 * 0.05) + (220 * 4 * 0) = 9
ここで消費税を 105% にしたり 税金の列を別に持たせてしまっては SUMPRODUCT を使う意味がありません。
こういうときは次のようにします。
消費税の範囲に「 +1 」をしています。
これは次のような計算になります。
(50 * 2 * (0.05+1)) + (80 * 1 * (0.05+1) + (220 * 4 * (0+1)) = 1609
慣れるまではややこしく感じるかもしれません。
あと 1 回続きます。