Excel のワークシート関数には、数値の切り上げ/切り捨てを してくれる関数が色々あります。
関数名 | 説明 |
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INT(数値) | 切り捨てて整数にします |
EVEN(数値) | 切り上げて偶数にします |
ODD(数値) | 切り上げて奇数にします |
CEILING(数値, 基準値) | 切り上げて基準値の倍数にします |
FLOOR(数値, 基準値) | 切り捨てて基準値の倍数にします |
ROUNDDOWN(数値, 桁数) | 指定した桁数で切り捨てます |
ROUNDUP(数値, 桁数) | 指定した桁数で切り上げます |
TRUNC(数値 [, 桁数]) | 指定した桁数で切り捨てます 桁数は省略できます |
ROUND(数値, 桁数) | 指定した桁数で四捨五入します |
「基準値の倍数」というのは、基準値が 2 であれば、4, 6, 8...のことです。 次のように 100 や 1000, 0.01 などを指定すると桁数を指定したことになります。
ROUNDDOWN と TRUNC の違いは TRUNC が桁数を省略できることです。