Linux では、nkf というコマンドを使って、文字コードの変換ができます。
次の例は Shiht_JIS の input_file を UTF-8 に変換して output_file に 出力しています。
$ nkf -S -w -x -O input_file output_file
"-S" は、読込ファイルの文字コードが Shift_JIS という指定です。 付けなくても自動判定しますが、読込ファイルの文字コードが わかっているときは、付けておいた方が誤認識しなくて良いです。
"-w" は、出力の文字コードが UTF-8 という指定です。
"-O" は、最後に 出力ファイルを指定するオプションです。 このオプションを指定しないと標準出力に出力します。 データが多くなると、標準出力をファイルにリダイレクトするより このオプションで出力ファイルを指定する方が速度が出ます。
次の表は、文字コードのオプションです。
文字コード | 読込 | 出力 |
---|---|---|
Shift_JIS | -S | -s |
JIS | -J | -j |
EUC-JP | -E | -e |
UTF-8/UTF-8N | -W | -w |
Java などでは、toString メソッドがあり オブジェクトを表現する文字列を返すことができます。
VB6 や VBS で、同じようにオブジェクトをメソッド無しで 指定した時に、オブジェクトの値を出力することができれば デバックなどに役に立ちそうです。
VB6 や VBS の場合、 次の例のように Default を指定して Get プロパティを作成します。 (名前は何でもOKです)
Class Test Public Default Property Get ToString() ToString = "Test Class" End Property End Class
下のようにオブジェクトをメソッドなしで指定すれば、 「Test Class」と表示されます。
Dim t Set t = New Test Msgbox t