Titanium Mobile 紹介セミナーに行ってきました

11/25 の金曜日、大阪で開催された 「Appcelerator Titanium Mobile 紹介セミナー」に行ってきました。

[参考]
Appcelerator Titanium Mobile 紹介セミナー | グローバル ナレッジ ネットワーク

Titanium Mobile は iOS と Android の両方のネイティブアプリを JavaScript で作成できるフレームワークです。

特徴を簡単に紹介します。

  • 言語が JavaScript 1 つで済むので学習コストが少ない
  • ユーティリティ的なアプリの作成に向いている
  • だいたいの機能は使える
  • SQLite が使える
  • デバッガも付いてる
  • Web 技術者が違和感を持たない API になっている
  • 使われている機能を調べる Analytics 機能がある
  • どうしてもの場合、ObjC や Java で拡張機能が作成できる

拡張機能が書けるので もし標準の機能だけで仕様を満たせないときに 「なんとかする」ことができます。

Kitchen Sink というデモアプリケーションが用意されていて 使える機能を詰め込んであるので それで動作確認ができるそうです。

Titanium Mobile は高速な処理が苦手で ゲームとかには向かないらしいのですが そういうときは、他のフレームワークを選ぶか ObjC や Java で拡張モジュールを作成します。

あと iOS と Android で動かすためには 他にも Web アプリにしてしまう方法もありますが その場合、次のような問題があります。

  • カメラ、バイブなどの本体機能が使えない
  • データベースが弱い
  • ストアに載せられない(告知が弱くなる)
  • OS の機能追加と比べて HTML5 の機能追加は時間がかかる

Web アプリの場合 iOS でも Android でもないデザインになってしまいますが Titanium Mobile の場合、「タブを作る」という処理を発行すると それぞれの OS が処理をしてくれるので 適したデザインになります。

とは言え調整は必要で iOS と Android 用に ユーティリティ系であれば 1 割くらい 凝ったインターフェイスだと 3 割くらいは ソースに差分が必要とのことでした。

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