(使用している Excel は Excel 2016 です)
会社で扱う資料などでは 金額が大きいため 「〇千円」や「〇K円」のように 桁を減らして記載することがあります。
"K" は "Kg" の "K" で 1000倍、 "M" は 100万倍です。
今回は、これをユーザー定義書式で実現する方法です。
このような書式の確認では TEXT ワークシート関数を使うのが わかりやすくて良いです。
TEXT(値,表示形式)
今回の話からはそれますが TEXT ワークシート関数は文中の値を整形したいときに 使える便利な関数です。
="今日は" & TEXT(TODAY(),"mm月dd日") & "です"
まずは普通の数値書式。
普通ですね。
数値を 3桁上げるには 数値書式の最後にカンマを付けます。
#,##0,
1000未満の 3桁が消えました。
自動的に四捨五入もされます。
この書式に "K円" などを付けます。
#,##0, "K円"
"M円" で 6桁上げる場合はカンマが 2つです。
#,##0,, "M円"
100万単位だと大き過ぎるときは 小数表記も併用できます。
#,##0.0,, "M円"