(使っている Linux は Ubuntu 14.04.3 LTS です)
bash のシェルスクリプトを読んでいると ときどき ":" (コロン) が登場します。 この ":" は bash の builtin です。
実行すると、、、
$ :
何も返ってきませんが エラーも出ません。
ちなみに ";"(セミコロン) だと 次のようにエラーが出ます。
$ ;
-bash: syntax error near unexpected token `;'
type コマンドで見ると builtin となってます。
$ type :
: is a shell builtin
次のようにコメントとして使うことができます。
: comment comment : comment comment : comment comment
コマンドプロンプトの REM と同じですね。
何も返さないので 次のようにして 空ファイルを作成することもできます。
$ : > blank.log
プロセス置換と組み合わせて 次のようにして空ファイルを作成することもできます。
$ cat <(:)> blank.log
知っていれば読めますが 知らないと記号にしか見えません。