Raspberry Pi で始める電子工作 (5)

前回の続きです。

ブレッドボード上で 単3の eneloop 2本を直列につないで 赤色の LED を光らせました。

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ただ、 LED が ものすごく熱くなってしまったので 今回は「抵抗」を付けてみます。

ブレッドボード&LEDパーツセット・タイプA - ビクトリーセブン・ネット通販 には 220Ω と 10KΩの抵抗が入っていました。

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とりあえず 大きい方の 10KΩの抵抗 を付けてみます。

10KΩの抵抗の袋には「茶黒橙金」と書いてあって 抵抗本体にも、その色の線が入っています。

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最初の 2つ 「茶黒」で値を表現していて 「茶」が「1」、「黒」が「0」なので「10」になります。

3つ目の「橙」は乗数を表現していて 「x10の3乗」になります。 「10x10の3乗Ω」なので「10KΩ」ですね。

最後の金色は精度で「±5%」だそうです。

昔、何かの授業で読み方を習った気もしますが 当然のことながら すっかり忘れてますね・・・。

実際に測ってみます。

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9.86KΩでした。

この抵抗を 前回作った回路?に入れてみます。

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LED は光りません。 抵抗が大きすぎたんでしょうか。

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手で影を作ると少しだけ光ってました。

抵抗にかかっている電圧を測ってみます。

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0.97V でした。

ということは 電圧 0.97V ÷ 抵抗 9.86KΩ で 電流は 0.1mA ですね。 (壊してしまったのか直接テスターで電流が測れません)

ちなみに LED にかかっていた電圧は 1.65 V でした。

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10KΩ の抵抗を 200Ω の抵抗に変えてみます。

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こちらも実際に測ってみます。

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221Ω でした。 この抵抗に入れ替えます。

LED が光りました。

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LED が光りました。

影を作ると、よりはっきりわかります。

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抵抗にかかってる電圧を測ってみます。

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0.69V でした。

電圧 0.69V ÷ 抵抗 221Ω で 電流は 3.1mA ですね。

このように LED に流す電流を 制限するための抵抗を 「電流制限抵抗」と呼ぶそうです。 そのまんまですね。

前回やったような 「電流制限抵抗」をつけない回路は LED を壊してしまうのでやってはいけないそうです。

今回はここまで。

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