前回の続きです。
ブレッドボード上で 単3の eneloop 2本を直列につないで 赤色の LED を光らせました。
ただ、 LED が ものすごく熱くなってしまったので 今回は「抵抗」を付けてみます。
ブレッドボード&LEDパーツセット・タイプA - ビクトリーセブン・ネット通販 には 220Ω と 10KΩの抵抗が入っていました。
とりあえず 大きい方の 10KΩの抵抗 を付けてみます。
10KΩの抵抗の袋には「茶黒橙金」と書いてあって 抵抗本体にも、その色の線が入っています。
最初の 2つ 「茶黒」で値を表現していて 「茶」が「1」、「黒」が「0」なので「10」になります。
3つ目の「橙」は乗数を表現していて 「x10の3乗」になります。 「10x10の3乗Ω」なので「10KΩ」ですね。
最後の金色は精度で「±5%」だそうです。
昔、何かの授業で読み方を習った気もしますが 当然のことながら すっかり忘れてますね・・・。
実際に測ってみます。
9.86KΩでした。
この抵抗を 前回作った回路?に入れてみます。
LED は光りません。 抵抗が大きすぎたんでしょうか。
手で影を作ると少しだけ光ってました。
抵抗にかかっている電圧を測ってみます。
0.97V でした。
ということは 電圧 0.97V ÷ 抵抗 9.86KΩ で 電流は 0.1mA ですね。 (壊してしまったのか直接テスターで電流が測れません)
ちなみに LED にかかっていた電圧は 1.65 V でした。
10KΩ の抵抗を 200Ω の抵抗に変えてみます。
こちらも実際に測ってみます。
221Ω でした。 この抵抗に入れ替えます。
LED が光りました。
LED が光りました。
影を作ると、よりはっきりわかります。
抵抗にかかってる電圧を測ってみます。
0.69V でした。
電圧 0.69V ÷ 抵抗 221Ω で 電流は 3.1mA ですね。
このように LED に流す電流を 制限するための抵抗を 「電流制限抵抗」と呼ぶそうです。 そのまんまですね。
前回やったような 「電流制限抵抗」をつけない回路は LED を壊してしまうのでやってはいけないそうです。
今回はここまで。