以前、HTML5 など勉強会で紹介された CoffeeScript を試してみます。 CoffeeScript は JavaScript を書くためのスクリプトです。
CoffeeScript を使うメリットは次のような感じです。
勉強会では次のサイトが紹介されていました。
[参考]
ちっちゃいCoffeeScriptの本
CoffeeScript は Node.js の拡張で 簡単に試せないのですが 本家のサイトに行くとブラウザ上で試すことができます。
[参考]
CoffeeScript
上記サイトの上部メニューにある「 TRY COFFEESCRIPT 」をクリックすると ウィンドウが表示されるので、左側に CoffeeScript を記述すると右側にコンパイルされた JavaScript が 出力されます。
実際に試してみます。
[CoffeeScript] alert "success" ↓ [JavaScript] alert("success");
まず、カッコを省略することが出来ます(カッコがないとわかりにくくなる場合は付けます)。 セミコロンも省略できます。
[CoffeeScript] alert "success" if document? ↓ [JavaScript] if (typeof document !== "undefined" && document !== null) { alert("success"); }
オブジェクトの存在判定が ? だけで記述できます。 この辺りは言語仕様を知らないと難しいですし ハマりやすいところですね。
[CoffeeScript] if check() run1() run2() else run3() ↓ [JavaScript] if (check()) { run1(); run2(); } else { run3(); }
ブロックは Python のようにインデントで表現します。 ブロックの開始カッコの位置とかブレやすいところですね。
ブラウザ上でそのまま使えないと普及は難しいと思いますが 柔軟な言語仕様に手を入れず、外から整えるやり方は好きです。