Firefox 3.5 からプライベートブラウジングが搭載されました。
Google Chrome, Safari などにも同様の機能が搭載されているのですが
『履歴などを残さずにブラウジングするモード』なのです。
会社などで PC を共有している場合に
他のユーザに履歴などを見られないようにすることができます。
具体的には次の項目が保存されなくなります。
- 表示したページの履歴
- 表示したページは、履歴メニューのサイトリストや履歴とブックマークの管理ウィンドウウインドウ、スマートロケーションバー のアドレスリストには追加されません。
- フォームと検索バーのエントリ
- Web ページ上のフォームや 検索バー に入力した内容は、フォームの自動補完 のリストには追加されません。
- パスワード
- プライベートブラウジングモードにしている間は、Firefox が記憶しているパスワードが自動的に入力されず、新たに入力したパスワードも保存されません。
- ダウンロードリスト
- ダウンロードしたファイルは、プライベートブラウジングをオフにした後でも ダウンロードウィンドウ のリストに残りません。
- Cookie
- 訪れたサイトの設定 (Web サイトに "これを記憶する" チェックボックスがある場合、Cookie を利用しています) など、コンピュータに保存される Web サイトが作成したファイルは保存されません。
- Web キャッシュファイル
- 一時的なインターネットファイルや Web ページの キャッシュされた ファイルは、プライベートブラウジングをオフにするまで保存されません。
使い方は、[ツール]メニューの[プライベードブラウジングを開始]を選択するだけです。
現在のタブの内容も保存して、プライベートブラウジングからの復帰時に回復してくれます。
プライベードブラウジングを終了するときは、[ツール]メニューの[プライベードブラウジングを終了]を選択します。
他にもプライベードブラウジング時に
クリップボードに保存した内容も
プライベードブラウジングの終了時に破棄してしまうようです。