前回に続き lua を触ってみます。
lua はスクリプトファイルやコンパイルしたファイルを引数にする以外にも 実行する方法があります。
まずは perl などでもお馴染みのコマンドラインの引数に スクリプトを直接書く方法です。
$ lua -e "print(3)"
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オプションは "-e" を指定します。
このような処理も書けます。
$ lua -e "for i=1,3 do print(i) end"
1
2
3
次は、対話型です。
引数を指定せずに lua コマンドを実行すると プロンプトが表示されて 対話モードになります。
$ lua >
対話モードを終了するには [Ctrl]+[c] します。
出力するには print() 関数以外にも = を使うことができます。
> print(3) 3 > = 4 4
"=" は return と同じです。 ([↑]キーでコマンド履歴を表示すると "=" は return になっています)
なので return でも出力できます。
> return 1 + 2
3
カンマで区切るとタブ区切りで出力します。
> print(1,2,3) 1 2 3 > = "a", "b", "c" a b c > return 3, 5, 7 3 5 7