コマンドのエイリアスを無効にする

Redhat で作業している時にアレ?と思って 調べたのでメモとして書いておきます。

Redhat の root には 安全のためか エイリアスを使って cp コマンドの上書き確認がデフォルトになっています。

# alias
alias cp='cp -i'

この状態だと強制の "-f" オプションを付けても 確認してきます。 この確認を止めさせたいときに エイリアスを削除する以外で方法はないのかと思って 調べてみるとちゃんとありました。

エイリアスを一時的に無効にするには - @IT

コマンドの前にバックスラッシュを付けると エイリアスを無効にできるそうです。

試してみます。

$ alias cp='cp -i'
$ alias
alias cp='cp -i'

まずエイリアスを設定。

テスト用にファイルを作成。

$ touch test1.txt test2.txt

何も付けずに実行。

$ cp test1.txt test2.txt
cp: overwrite `test2.txt'?

確認してきます。

バックスラッシュを付けて実行。

$ \cp -f test1.txt test2.txt

確認してきませんでした。 エイリアスが無効になっていますね。

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