ビルドイン Web サーバには、ファイルを指定して起動すると そのファイルを Web サーバのルータースクリプトとして使うそうです。
ようするに、アクセスに対して常にそのファイルを呼び出してくれるわけです。
例えば、次のように起動します。
$ cd /var/www $ /usr/local/php540/bin/php -S 0.0.0.0:3000
この場合、次のファイルがルータスクリプトになります。
/var/www/test.php
ドキュメントルート以外のファイルを指定することもできます。
$ cd /var/www $ /usr/local/php540/bin/php -S 0.0.0.0:3000 /tmp/test.php
このようにファイルを指定して起動した場合は、 次のように色々なアクセスをしても 常にそのファイルが呼び出されます。
http://127.0.0.1:3000/
http://127.0.0.1:3000/aaa.php
http://127.0.0.1:3000/a/b/c/d/e?a=1
処理を分岐させることもできますが、 そのファイルだけをテストしたいときも アクセスが簡単になるので便利です。