PostgreSQL を基本的なことから再確認していきます。
使用する環境は Ubuntu12.10 で PostgreSQL は 9.1 です。
今回はパッケージのインストールなので かなり Ubuntu 寄りの話になります。 (Ubuntu 好きなので・・・)
まず、Ubuntu12.10 で [OpenSSH Server] のみを選択して インストールした環境の場合 postgresql パッケージを apt-get すると 次のパッケージがインストールされます。
postgresql postgresql-9.1 postgresql-common postgresql-client-9.1 postgresql-client-common libpq5 sgml-base xml-core libxml2:i386 ssl-cert
sgml-base など PostgreSQL 専用じゃないパッケージ以外もあるので それらは先にインストールしてしまいます。
$ sudo apt-get install sgml-base xml-core libxml2 ssl-cert
この状態で postgresql パッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install postgresql
すると、次のパッケージが入ります。
postgresql postgresql-9.1 postgresql-common postgresql-client-9.1 postgresql-client-common libpq5
このとき、次のディレクトリが作成されます。
/etc/postgresql /etc/postgresql-common /run/postgresql /usr/share/postgresql /usr/share/postgresql-common /var/cache/postgresql /var/lib/postgresql /var/log/postgresql
次のディレクトリにファイルやサブディレクトリが格納されます。
/usr/bin /usr/lib /usr/sbin /usr/share/doc /usr/share/man
postgresql パッケージのインストール時に 追加されたファイルとディレクトリの一覧は こちらを参照してください。
次回は、主なディレクトリについて見ていきます。