ワークシート関数 SUMPRODUCT を使いこなす 2

2 回目です。

前回は次のような 2 列の表の合計を計算しました。

WRITE_0510_01

SUMPRODUCT の引数に範囲を 2 つ指定していますが 実は範囲は 30 個まで指定することができます。

ですので、例えば次のような 3 列の表も。

WRITE_0510_02

列同士が掛け算なら SUMPRODUCT で計算することができます。

ただ、よく見ると上の表の「消費税」は 5% や 0% なので そのまま「単価」「数量」と掛けると 次のように、おかしなことになってしまいます。

WRITE_0510_03

これは当然次のような計算になっているためです。

(50 * 2 * 0.05) + (80 * 1 * 0.05) + (220 * 4 * 0) = 9

ここで消費税を 105% にしたり 税金の列を別に持たせてしまっては SUMPRODUCT を使う意味がありません。

こういうときは次のようにします。

WRITE_0510_04

消費税の範囲に「 +1 」をしています。

これは次のような計算になります。

(50 * 2 * (0.05+1)) + (80 * 1 * (0.05+1) + (220 * 4 * (0+1)) = 1609

慣れるまではややこしく感じるかもしれません。

あと 1 回続きます。

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