Excel の [Ctrl]+[Enter]

Excel の入力系の技の 1 つに [Ctrl] を押しながら入力 (Enter) というものがあります。

それほど使う頻度は高くないと思いますが どちらもよく使用するキーなので 簡単に指で覚えることができます。

まず範囲を選択します。

WRITE_0225_01

次に値を入力します。

WRITE_0225_02

この状態で [Enter] だけを押すと、 通常の“選択範囲内での入力”になり 隣のセルにフォーカスが移動するだけです。

しかし、ここで [Ctrl] を押しながら [Enter] を押します。

WRITE_0225_03

選択していた範囲のセル全てに 入力した値が設定されました。

もちろん、これだけではありません。
このショートカットは、数式を入力するときに真価を発揮します。

例えば、"=row()" を入れてみます。

WRITE_0225_04

行番号が表示されました。

WRITE_0225_05

どのセルにも "=row()" が入るわけですが 当然値が違います。

集計する場合も便利です。

WRITE_0225_06

E13:E15 のようなセル指定も セルをコピーするときと同様に 展開してくれます。

WRITE_0225_07

慣れるまでは、1 つのセルに入力した値をコピーする方が 楽なように感じると思いますが 多くの場合、コピーする範囲は最初から決まっているので 範囲を指定してからこの方法で入力する方が キーを押す回数も少なくて速くなると思います。

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