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Excel の AVERAGE ワークシート関数

Excel の COUNT ワークシート関数」で COUNT() と COUNTA() について書きましたが 相加平均 を取得する AVERAGE 関数にも AVERAGE() と AVERAGEA() があります。

COUNT と同じで AVERAGE() は数値のセルのみ、AVERAGEA() は空欄以外のセルの相加平均を取得します。

次のようになります。

WRITE_0379_01

どちらの関数も "-" (ハイフン)のセルは無視します。

数値が入っているセルだけ範囲に入れる場合と、 数値が入っていセルも範囲に入れたい場合で使い分けます。

Excel の COUNT ワークシート関数

Excel の COUNT() 関数は 「数値」のみを数える関数です。

例えば次のような場合、結果は 2 を返します。

WRITE_0378_01

ちなみに COUNTA() は空欄以外のセルを、
COUNTBLANK() は空欄のセルを数えます。

COUNTA()+COUNTBLANK() で全てのセルになります。

Excel の 2 つの値を比較するワークシート関数

Excel には、2 つの値が同じかどうかを判定してくれるワークシート関数があります。 次の EXACT() 関数は 2 つの値が同じ文字列の場合に TRUE になります。

WRITE_0376_01

数値でも同じ文字列になる場合は TRUE です。

他にも 2 つの値が同じ数値かどうかを判定してくれる DELTA() 関数があります。 (この関数は Excel2003 以前ではアドインの「分析ツール」を入れなければなりません)

WRITE_0376_02

DELTA() 関数は TRUE/FALSE ではなく 1/0 を返します。

値が数値に変換できない場合はエラーになります。
文字列でも数値に変換できる場合は数値にして比較します。

Excel の 階乗、順列、組み合わせのワークシート関数

Excel には 確率などの計算で使用する、階乗、順列、組み合わせのワークシート関数もあります。

関数名 説明
FACT階乗
PERMUT順列
COMBIN組み合わせ

まず「階乗」です。
数学では n! と書きます。

WRITE_0374_01

次に「順列」です。
数学では 12P4 のように書きます。

WRITE_0374_02

12P1112P12 は どちらも 12!/1 なので同じになります。

12P11 = 12!/(12-11)! = 12!/1! = 12!/1
12P12 = 12!/(12-12)! = 12!/0! = 12!/1

最後に「組み合わせ」です。
数学では 12C4 のように書きます。

WRITE_0374_03

Excel で対戦結果などを管理する場合に 「組み合わせ」なんかがサッと使えると 便利なんじゃないでしょうか。

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