PHP5.4 の新機能『ビルトイン Web サーバ』を使ってみる 3

ビルドイン Web サーバには、ファイルを指定して起動すると そのファイルを Web サーバのルータースクリプトとして使うそうです。

ようするに、アクセスに対して常にそのファイルを呼び出してくれるわけです。

例えば、次のように起動します。

$ cd /var/www
$ /usr/local/php540/bin/php -S 0.0.0.0:3000 

この場合、次のファイルがルータスクリプトになります。

/var/www/test.php

ドキュメントルート以外のファイルを指定することもできます。

$ cd /var/www
$ /usr/local/php540/bin/php -S 0.0.0.0:3000 /tmp/test.php

このようにファイルを指定して起動した場合は、 次のように色々なアクセスをしても 常にそのファイルが呼び出されます。

http://127.0.0.1:3000/
http://127.0.0.1:3000/aaa.php
http://127.0.0.1:3000/a/b/c/d/e?a=1

処理を分岐させることもできますが、 そのファイルだけをテストしたいときも アクセスが簡単になるので便利です。

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