試験情報

LPIC (Linux技術者認定試験)の Level 3 の 専門分野試験です。

この試験と 「LPIC-3 Core」に合格すると 「LPIC-3 Specialty LPI-304 Virtualization & High Availability」に認定されます。

[参考]
LPIC-3の試験概要|Linux技術者認定機関 LPI-Japan [エルピーアイジャパン]

この試験は、プロメトリック、ピアソンVUE の両方で受験することができます。

試験会場プロメトリック / ピアソンVUE
試験費用21,000円

ただし、たまに受験できる会場が変わることがあるので 受験の前には一度確認してみてください。

受験結果

取 得 点540点
合 格 点500点
問 題 数60問
試験時間90分
学習期間2週間
難 易 度ちゃんと勉強すれば知識のみでも大丈夫

使用教材

  1. 高信頼システム構築標準教科書 − 仮想化と高可用性 −|Linux技術者認定機関 LPI-Japan [エルピーアイジャパン]

LPI-Japan が「高信頼システム構築標準教科書」を無料で提供しています。
まずこれを読んでみるのが入り口になると思います。

感想とか

ほぼ 2 年ぶりの LPIC でした。

この試験は、現在も成長中の分野で多くの機能が出題範囲に入っています。 そのため、「狭く深く」ではなく「広く浅く」といった感じで 概要レベルを問われるだけの問題が多かったです。

Xen と KVM は、出題率が高いので 起動や停止、構成(設定ファイルなど)覚えておきます。 virsh も覚えておいた方が良いです。 virsh については、以下の Redhat のサイトが参考になります。 これを一通り覚えておけば良いと思います。

[参考]
第22章 virsh でゲストを管理 - Redhat

仮想化の範囲以外は、出題範囲に書かれている用語などを軸に 押さえておけば 200点-800点の 500点で合格なので なんとかなるんじゃないかと思います。