MCTS (Microsoft Certified Technology Specialist) 群の資格の 1 つで 試験番号が 70-680 の試験です。
2005年以降、MCP と呼んでいた体系が MCTS という名前になりました。 MCP という名前も大きな括りとして残っているので少しややこしいです。
[参考]
MCP : MCP プログラムとは
取 得 点 | 78% |
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合 格 点 | 70% |
問 題 数 | 45問 |
試験時間 | 100分 |
学習期間 | 昔1週間+試験前3日 |
難 易 度 | ちゃんと勉強すれば大丈夫 |
振り返ると Windows の OS の試験は XP, Vista につづき 3 つめです。 もしかしたら Windows が好きなのかもしれません。
しばらく試験から離れていたので、前回の PHP 初級と同様にリハビリと受験予定だった試験の棚卸を含めて 受験してみました。
この試験は、昔購入したノート PC が Windows 7 だったので そのときに 1 週間ほど勉強したんですが 会社の試験制度が変わったり、仕事が忙しくなったりで 受験していませんでした。 今回、改めてホワイトペーパーやら 参考書を(昔勉強した時に購入したのはあげてしまったので) 本屋で立ち読みして受験に臨みました。
Window の OS の試験はポイントを押さえれば難しくありません。
経験談ですが、間違った使用法ではあっても 架空のコマンドやボタン名は選択肢にあまり出てきません。 なので「〜〜するには?」という設問の場合、各機能の概要を 知っているだけで消去法が使えます。 基本、ボタン名などもわかりやすいように作ってあるので ある程度推測することもできます。 ですので、赤本に載っているコマンド(後でも出てきますが)は覚えて スクリーンショットがあれば「その画面の呼び出し元」「タブ」「ボタン名」を 押さえておきます。
ややこしいのは、複数の方法で実行・確認できるようなタイプです。 例えば「〜〜を確認する方法を 2つ選べ」というものです。 よく出題されますが、 これはたいてい赤本(教材 1)に書いてあるので注意しておきます。
あと Windows の場合、コマンドで提供されている機能(赤本にコマンドが紹介されている機能)は 必ず覚えておきます。 そう数はないのでオプションまで覚えます。 GUI で提供したいところをわざわざコマンドで提供しているわけで コマンドの方が便利だったり、コマンドしか提供できてなかったりするので これもたいてい出題されます。 似たようなパターンで GUI 機能を呼び出すコマンドが紹介されている場合も覚えておきます。 ファイル名が指定されている場合も覚えておきます。これもたいてい出ます。
新機能は大きく紹介されているので押さえておくのは当然なのですが 特に権限周りは注意します。 基本的に社内などで管理されている状態を想定した出題になるので 一般ユーザには権限がありません。 何かを設定・使用する場合に「管理者権限が必要なのか?」 「管理者権限で実行するには?」「グループポリシーを変更するのか?」など その辺りを押さえておきます。 新機能そのものは概要レベルを覚えておけばなんとかなります。
ここで上げたのは、Windows OS 系試験を受けて感じたコツのようなものです。 技術の習得には役に立ちませんが、試験の受験を考えている人は 仕事の面接に必要だったり、会社から出る手当のためだったり、何か理由があると思います。 そんなとき、試験はひとつの山なのですが、その山登りの準備が 少しでも楽しいものになったらと思って書いてみました。