試験情報

LPIC (Linux技術者認定試験)の Level 3 の 専門分野試験です。

302 は、 「Mixed Environment Exam」というタイトルで Linux、Windows、UNIXの混合環境に関する問題が出ます。
具体的には、ファイル共有や ドメインの連携などです。

この試験と 「LPIC-3 Core」に合格すると
「LPIC-3 Specialty LPI-302 Mixed Environment」に認定されます。

LPIC レベル3概要 (LPI-Japan)

受験結果

取 得 点720点
合 格 点500点
問 題 数58問
試験時間90分
学習期間他の試験と平行して 3ヵ月
難 易 度専門分野の試験、知識だけでは無理
87% Working with CIFS, NetBIOS, and Active Directory
91% Concepts, Architecture and Design
87% Samba Configuration and Usage
50% Compole and Install Samba
66% Security and Performance
91% User and Group Management

使用教材

  1. LPIC レベル 3 [最短合格] テキスト&問題集 (秀和システム) ・・・ 赤本
  2. 徹底解説 Samba LDAP サーバ構築 (技術評論社)
  3. 実機 (Virtualbox)

samba を 実機で使っていないと、おそらく無理です。

赤本を何度か読み、後はリファレンスとして使いながら 徹底解説の内容を 実機で試していくのが良いと思います。

感想

ファイル共有もドメインも、 Linux で頑張るのは samba です。
この試験は samba で始まり samba で終わります。

58 問出た内、18 問が記述で、ちょっと焦りました。
ただし、コマンド名など短く答えるものばかりでした。

pdbedit と smbpasswd の使い分けを 理解しておくと良いです。

ActiveDirectory などの Windows の知識も 関わってくるので、どちらのコマンドなのか、など 混乱しないように整理していく必要があります。